Mint60の組み立てに必要なもの
この記事ではMint60の組み立てに必要なものとあったら便利なものについて説明します。
組み立てに必要なもの
はんだごて
電子工作に必須な工具の一つです。
高温のこて先でハンダを溶かして部品をくっつけます。
安いものから高いものまでピンキリですが、実は「いいものを使うだけで半田付けが上手くなる」と言われる工具の一つです。
安い半田ごてには温度調整機能がないものが多く、意図的に水に濡らしたりして自分で温度を調整しないとこて先が高温になりすぎて、上手く半田付けができなかったりします。
なので初心者の方ほど温度調整機能付きの半田ごてを使ってください。
最近は温度調整機能つき半田ごてを貸し出してくれるFabスペースも多くありますし、これからも使う予定がありそうならすごくいい買い物だと思います。
オススメは白光FX600です。
金額もお手頃で温度調整機能つきさらにLEDで温度状態もわかります。
HAKKO FX600
さらに余裕があればこて先を変えると作業しやすいかもしれません。
私がキーボードの組み立てに愛用しているのは 白光 こて先 2C型 です。先が平らに潰れているので扱いやすいです。
白光 こて先 2C型
コテ台
半田ごてを置いておく台です。 コテ先のクリーナーには水を吸わせるスポンジ型と金属のスポンジの2種類あります。
水を吸わせるほうが安いですが、金属製に比べてコテ先を綺麗にしにくい、いちいちコテ先の温度が下がるという問題があります。
今後頻繁に半田ごてを使う場合は金属製にしておくとストレスを感じにくいです。
goot はんだごて台
HAKKO コテ台
はんだ
はんだには大きく分けて二つ、有鉛はんだと無鉛はんだがあります。
初心者の方には有鉛はんだをオススメします。
無鉛はんだは溶けにくく、はんだづけがやや難しいためです。
goot 鉛入りはんだ
ニッパー
余ったダイオードの足やLEDを切るのに使います。
ニッパーもピンキリですが、切った瞬間に針金が飛んだりするので気をつけてください。
私はパーツの飛散防止用パッドがついたニッパーを愛用しています。
TAKAGI キャッチングニッパー
組み立てにあると便利なもの
エポキシ接着剤
自作キーボード界隈で有名な悲劇として「MogeMicro問題」があります。
自作キーボードのデファクトスタンダードとなっているProMicroですが、MicroUSBコネクタがもげやすいという欠点があるのです。
これを防止するために組み立て時コネクタ部分をエポキシ接着剤で固めてしまうという手段がよく使われます。
ProMicroのモゲ防止ついでにQMK_Firmwareを書き込む
はんだ吸い取り線
ハンダをミスった時に吸い取るためのものです。
ミスらない限りは必要ないですが、ミスは往往にしてあることなのであった方がいいかも知れません。
goot はんだ吸い取り線
以上が組み立てに必要な工具類です。
Fabスペースで貸してくれるものも多くあります。
これさえあればあとはキットを買って組み立てるだけ!!
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